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★家庭でもできる自転車修理②★『パンク修理(前輪の場合)』

★家庭でもできる自転車修理②★『パンク修理(前輪の場合)』

◎パンク修理(前輪の場合)
 ※前輪の場合、本体から前輪を外してからパンク修理をすることをお勧めします。
(15㎜ スパナ、モンキーレンチなど使用)



~修理方法~(必要な物:へら、パンク修理用のり、パッチ、バケツの水、ウエスなど)

①車輪からタイヤ及びチューブをはずします。その際、チューブを傷つけないようにへらを丁寧に使って下さい。

②チューブに空気を入れます。

③パンク箇所(穴)を確定するため水を使います。穴を確認できましたら、油性ペンなどでしるしをつけます。穴は一か所とは限りませんのでご注意ください。
また極小の穴の場合は見逃してしまう可能性があるのでより注意深く調べてください。

④穴付近の水をふき取り、紙やすりなどで表面を平らにします。比較的丁寧にこすってください。表面に凹凸がありますとパッチを張りにくくなります。

⑤こすり終わりましたら、穴のまわり部分にのりをぬります。のりも凹凸部分を作らない等に平坦にのばします。塗りすぎますとパッチを張にくくなりますのでご注意ください。

⑥のりを十分乾かします。すぐにパッチを貼っても無理です。表面上、視覚的に乾くまでおよそ1分30秒くらい待ちます。ただし、のりの種類、気温、湿気などによって違います。乾きすぎてもパッチがはがれます。経験と勘が必要となります。

⑦のりを乾かしている間に、タイヤに異物(小針、木くず、鉄粉、石、ガラスなど)が混入したままになっていないかできれば素手で表、裏ともに調べます。
けがをしないようご注意ください。この作業をしないと、修理後再度チューブに穴が開きます。忘れないようにしてください。もし異物があればピンセットなどで除去してください。

⑧同時にリムテープにやぶれ、ずれがないか確認します。ニップルの先でチューブに穴が開くのを防ぎます。

⑨のりが適度に乾きましたら、パッチを貼ってください。その際は、チューブから空気を完全に抜ききってから貼ってください。へらを使って丁寧にゆっくり貼ってください。また急いで上の紙を剝がさないでください。

⑩貼り終わったら、水につけて空気漏れがないか再度ご確認ください。泡が出なければパンク修理完成です。

⑪タイヤ、チューブを車輪にはめ戻します。タイヤとリムの間にチューブが挟まらないようにご注意ください。新しい虫ゴムをはめて空気を充満させていただき完了です。


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