
皆さん、下記写真①のようなブレーキレバーのところにあるネジをご存知でしょうか?
写真①

実はこのネジを使って左右ともブレーキレバーの幅を縮めることができます。
お子さんが自転車の練習をしているのですが、少し手が小さくてブレーキレバーがしっかりにぎれない。にぎろうとすると左右両ひじがまがってしまう。
こういった場合は少しレバーの幅を縮めてブレーキを掛けやすくしてあげたいものです。
その作業を動画とともにご紹介しましょう。
お子さんが自転車の練習をしているのですが、少し手が小さくてブレーキレバーがしっかりにぎれない。にぎろうとすると左右両ひじがまがってしまう。
こういった場合は少しレバーの幅を縮めてブレーキを掛けやすくしてあげたいものです。
その作業を動画とともにご紹介しましょう。
作業方法(前キャリパーブレーキの場合)

上記写真が前キャリパーブレーキ本体です。右手で握る方が前ブレーキです。
動画にそってご説明いたします。
作業① ブレーキをリリースします。(10㎜ナットを緩めます。)ワイヤーを自由にします。
作業② 調整ネジをプラスドライバーで少し締めていきます。決して締め切らないでください。
するとレバーの感覚が縮まっていきます。
作業③ ブレーキを再セットします。キャリパーブレーキのゴムのところを持ってお互いを近づけワイヤーを引っ張ります。
そして10㎜ナットをしっかり締め終了です。
作業④ 前輪を回しブレーキを掛けてみます。止まるかどうか確認します。
注:レバーを縮めますと大人の感覚では少しブレーキのききが弱く感じます。あくまで少し力の弱いお子様用の対応方法ですのでご理解ください。
※お子様が成長された場合にはブレーキレバーを通常に戻してください。
作業方法(後ドラムブレーキの場合)

上記写真が後ろドラムブレーキ本体です。左手で握る方が後ブレーキです。
動画にそってご説明いたします。
作業① ブレーキをリリースします。(10㎜ナットを緩めます。)ワイヤーを自由にします。
作業② 調整ネジをプラスドライバーで少し締めていきます。決して締め切らないでください。
するとレバーの感覚が縮まっていきます。
作業③ ブレーキを再セットします。ドラムブレーキの下の金具部分を左手中指で持って引き付けワイヤーを引っ張ります。
その状態で10㎜ナットをしっかり締め終了です。
作業④ 後輪を回しブレーキを掛けてみます。止まるかどうか確認します。
注:レバーを縮めますと大人の感覚では少しブレーキのききが弱く感じます。あくまで少し力の弱いお子様用の対応方法ですのでご理解ください。
※お子様が成長された場合にはブレーキレバーを通常に戻してください。